乞われて買ったひらがなのパズル。その字を並べて初めて綴ったのは友達の名前。字が足りなくなるまで何人も。
それは歌ともつぶやきともつかない。例えるなら穏やかに晴れた日、軒下に吊した鳥かごから聞こえる小鳥のさえずり。何かを作りながら、あるいは何かを読みながら、そんな声が聞こえてくる。
いずれは自分で字を書き、譜面に沿って歌うのだろう。それでもふと願ってしまう――いましばらくそのままで。
2008年06月24日
Happy Birthday
posted by 築城 at 07:43| 未分類