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■ 廃墟よりこっち

崩壊感覚 (東京国立近代美術館)

 久しぶりに惹かれるテーマ。9月になったら行けるかな。

■ 崩壊感覚@国立近代美術館

展覧会情報 崩壊感覚

 やっと行ってきた。同時開催の平山郁夫展はえらい混んでいたけど、こっちは常設展の一部ということもあり人少な。

 ……うーん、写真やスケッチが多かったせいか、ちょっと期待はずれ。常設展の「現代」フロアを見て、ここはあくまで「近代」美術館であって「現代」ではないんだと後から気づく。もっとシュールでぶっ壊れたのが見たいの。

■ 六本木クロッシング2007@森美術館

MORI ART MUSEUM [六本木クロッシング2007]

 ああ落ち着くなあこのぶっ壊れ感。といいながら、オーディエンス賞で投票したのは榎忠『RPM-1200』(上記ページ「展覧会概要」に画像あり)だったけど。こういう無機質なのに弱い。

 空間を使った大物の展示が多く、その間を散策する感じ。インタラクティブものもいくつか。佐藤雅彦+桐山孝司『計算の庭』は、自分で数字のタグを持って計算のゲートをくぐっていくんだけど、誰もやっていないとやりづらい……でも一人始めると、我も我もとやりはじめてタグが足りなくなる。勇気を持って「最初の一人」になるんだ。

 もう1度ぐらい行ってもいいかなと思うけど、入場料が展望台の料金込みというのがちょっと。展望台は興味ないので、美術館だけで1,000円ぐらいにしてくれないかなあ。

■ ろぼろぼろぼ

ノックミュージックの世界展 (ユカフェ日記(rog)兼「はてな」派出所)

 ロボットの公園、通称ロボロボ公園となれば行かねばなるまい……明和電機の方は今週末までか。ううむ。

# 正式にはさくら坂公園というらしい>ロボロボ公園
さくら坂公園 (港区ポータルサイト)

■ オープン・スペース2008@ICC

ICC ONLINE | オープン・スペース 2008

 行ってきた。ほとんどがインタラクティブな作品なので、無機質・モノトーンの空間で歩き回ったり手をかざしたり。わけわからないながらも結構楽しい。そして佐藤雅彦+桐山孝司『計算の庭』は、森美術館のときにはなかった計算結果のプリントアウトが出るようになっていた。

 同居人は岩井俊雄『TENORI-ON』に惹かれていた模様。何となく触っているだけで、いつの間にかそれっぽい音楽になっている。しかし12万円かあ……。

 来年までやっているようなので、それまでにもう1回は行ってみようかな。関係ないけどICC内のカフェ、1Fや地下の飲食店より落ち着いていてなかなかいいと思う。値段も良心的だし。

■ 宮川彬良&アンサンブル・ベガ part2『おいしい音を見つけたよ!』@調布

 昨年9月に続いて2回目。シンバルの片方はやはり鍋ぶただった。そういうクラシックコンサート。ハエ叩きもあるでよ。

 今回は「音楽の味」ということで、よく言われる「甘い音」だけでなく、酸っぱい・辛いの表現にも挑戦。……ステージで、ホールの職員による梅干し・劇辛カレーの試食に合わせて。試食していた人、絶対素人じゃない。


 昨年は0歳児から入場OKということで、画期的ではあったけどやはり「うるさくて聞こえない」等の苦情も少なからずあったらしく、その反省から今回はこうなった。

  • 3歳未満入場禁止
    ※希望者には託児あり
  • 鳴り物持ち込み禁止
    ※前回は音の出る物を持参して、演奏に合わせて鳴らしていい場面があった
  • 休憩なし、1時間で終了

 正直、正解だったと思う。終演間際まではかなり静か。幼児には1時間が限界だわ。さらに今回はかなり前の方の席をとれたので、しっかりナマ音聴けたー。演奏中の細かい動きとかもバッチリ見られた。ここでこうやってネタ合わせてるのかー、とか。←そのレベルか

 とはいえ、大人にはやや物足りないやね、やはり。子どもを興奮させないためか、1回目には開演前に彬良さん自ら前説をやっていたんだけど、今回ナシ。合間のトークや、コント仕立てで音楽のあれこれを解説する『音符の国ツアー』も端折りモード。……もう少し待って、未就学児禁止の通常公演かな。

 ちなみに終演後、託児室に預けられた子どもたちにも1曲プレゼントされたらしい。おそらくは、3歳未満入場禁止にしたのを気にしていたのかな。そういうコンサート。

■ 君の身体を変換してみよ展@ICC

ICC ONLINE | キッズ・プログラム 2008「君の身体を変換してみよ」展

 視覚や触覚などにちょっと「いたずら」することで、本来ありえない感覚や体験を引き起こす実験……という感じかな。『ミクロ職人修行』は、自分も米粒に般若心経を書けるかもしれないと一瞬本気で思わせる。あと、『点にんげん 線にんげん』みたいな『ピタゴラスイッチ』ネタもあり。おまけ展示の『線にんげん・線いぬ 作成プログラム』でロドリゲスやワイマールを作ると楽しい。

 併せて、以前行った『オープン・スペース2008』の方ももう1回。前より空いていたので、『TENORI-ON』をじっくりいじれた。そしてICCカフェでパフェを堪能。幸せ。

■ ああ1年が始まったな

 とエイプリルフールで思う日本人。時間なくてあんまり回れなかったけど、eiga.comの『おくりびとZERO』に涙してしまった。あのバント姿懐かしい。←年がバレる
 もちろんブラックアイレム団にも入団。でも途中で、どうしても司令室に入れなくなってしまって断念……最後はどうなったのか、誰か教えてほしい。

 個人的に今年のヒットは、「やる夫がMovable Typeをアップグレードした理由」かな。スタティック/ダイナミックのたとえ話がやけに秀逸。そしてその後の結論も。思わず最新版落としちまったぜ。というかいい加減うちもやらねば。

■ 日本科学未来館

 春休みにつき、以前から行ってみたかった日本科学未来館に小学生の子と2人で行ってみた感想など。まだ春休みになっていない学校も多かったようで、実質平日程度の混み具合? がっつり楽しめたー。

■大科学実験 in 未来館
行ってみなくちゃわからない! 大科学実験 in 未来館?|?日本科学未来館

 子の大本命。NHK教育『大科学実験』の体験&展示。力士を持ち上げたコップに自分でぶら下がってみたり(これは会期前半のみ)、声でコップを揺らしたり。力士コップはたまーに失敗して水をかぶるらしく、カッパの貸し出しありというのがリアル……スタッフの説明よく聞いて、そーっとぶら下がるべし。

 リコー・サイエンスキャラバンによる、コピー機の各過程を自分で体験するコーナーもあり。昔レーザープリンタ使ってたんだけど、詰まっちゃった紙を取り出すとインクが触っただけでとれちゃう理由がよく分かった。インクの定着前で詰まってたのね。

 その他、番組で出てきた塩のドレスや深海の圧力でつぶれたバイクなどの展示。いずれも裏話つきで楽しかった。クジラ(の実物はさすがにでかすぎるので試作段階のもの)や影踏みの足跡(これは番組で使った実物)とか、大物があるとやっぱりおおーってなるね。番組視聴者なら行ってみるべし。


■世界の終わりのものがたり
企画展「世界の終わりのものがたり~もはや逃れられない73の問い」

 やっていたので何となく見に行ったけど、意外とよかったもの。「生きているって何でしょう?」「あなたはどんな未来をつくりますか?」といった、即答に困るような究極系の問いと、考えるヒントになる資料やデータ。薄暗がりの中に浮かび上がる「問い」を巡りながら、自問自答したり人の答えを見てみたり。それだけといえばそれだけなんだけど、何かが残る体験。

 4つのコーナーのうち、「予期せぬ終わり」コーナーは、震災もあってわりとタイムリー。会場では、地震が予知できるようになった未来の「地震予報」がモニターに映されていた。アナウンサーが読み上げる。今日はどこで震度いくつ、津波の心配は……果たしてそれをパニックにならずに受け止められるのか。分かっているリスクはやはり知らせた方がいいのか。
 あるいはリスクの頻度と大小の話。隕石が地球に衝突する頻度は何億年に1度、しかし一度当たれば被害は甚大(最悪、人類絶滅?)。交通事故のリスクはどうだろうか。犯罪や病気の発生率は? そして――放射能は?

 その他のコーナーもいろいろ考えさせられますよ。でも小難しかったり押しつけがましかったりはしない。……けど、入口で渡される手引き(パンフレット)には、「ヒント」と称してわりと一定の方向が示されていて、科学的にはそういう答えになるのかなあと。他の分野からこの問いに答えると、またいろいろ違うのかもしれない。もちろん自分という個人でも。


■アナグラのうた
アナグラのうた [未来をつくる] 常設展示|日本科学未来館

 個人的大本命。「アナグラ」と呼ばれる場所で、1000年前の研究者たちが残した「装置」を巡りながら、「自分という情報」の存在、その使い方(使われ方)について考える――んだと思う。
 というのは、ちゃんと体験できなかったんだよねー。仕方ないんだけど、小さい子だと展示の趣旨が分からず、足下に出てきたミーにおおはしゃぎで会場駆け回ったりするもんだから。他の人と接近しすぎると、入場者個々の特定ができなくなるようで中断されちゃうんですわ。それでやりなおしているうちに、制限時間の20分が来てしまいましたとさ。ううう。今度は絶対子どもがいなさそうなド平日に来てやるー。


■メディアラボ
2012年2月1日(水)より3階「情報科学技術と社会」にて、メディアラボ第10期展示「字作字演(じさくじえん)」を公開します | 日本科学未来館

 数ヶ月おきに入れ替わるらしいこのコーナー。行ったときはこれやってた。字をバラしたり組み立てたり、はたまた反転したり立体からも、いろんな字を作っちゃう。メディアアートスキーには楽しかった。


■その他常設展
 宇宙やら地球やら生命やら情報やらいろいろあったけど、いずれも視覚的に、あるいは体感的に分かるようにいろいろ工夫が凝らされるなあと感じた。地球の資源が森から工場、家庭、そしてゴミになってまた土に帰る――その循環の様子を立体模型とボールで一望できるようになっていたり、核融合をゲーム仕立てで見せたり。自分が子どもの頃に行った、ひなびた科学館の記憶とは別物やね。ハイテク!最新鋭!感たっぷり。
 楽しい故に、土日に来たらきっと並ぶだろうなあ……というのもまた実感。どうにか平日休みを狙って行きたい。

 あと、内容的に小学生だとちょっと難しいかなーと思った。各所にスタッフがいて解説してくれるので、それでやっとという感じ。私のような文系親だと役不足(笑)


 ドームシアターは未体験。子が興味なしだったので。これもそのうち……でも、シアター抜きで開館から15時頃まで昼食なしノンストップ(休憩すらなし!)で見回って、それでも全部は見終えてないという恐ろしいボリューム感。ASIMOショーとかのイベントも狙うとすると、事前に公式サイトをチェックしてきっちり計画立てないとですわ。

 こういうところって、世間的には子連れが行くところみたいなイメージかもしれないけど、大人だけでもガチで見に行くところと認識を新たにした。実際、大人だけの客も結構いたし。私も次はぜひ子抜きで。←ひどい