PC文化とケータイ文化の摩擦が言われ始めてから、ほぼ初めてのケータイ文化紹介本。あくまで「紹介」ね。著者個人の経験や見方が延々語られるだけで、たとえばケータイ文化の人たちに聞き取り調査とかしているわけではないので、そこらへんは弱い。「別世界」を手っ取り早く知るにはいいんでは。
現在はPC文化=20代後半以上、ケータイ文化=10代〜20代前半?と比較的くっきり年代で分かれているので、PC文化とケータイ文化の違いがデバイスの違いから来るものなのか、あるいは年代の違いから来るものなのかがはっきりしない。今後ケータイ世代が社会人になってもケータイ小説は人気を博すのか、PC文化にはない何かが生みだされ続けるのか……が実は知りたかったんだけど、本書では語られず。5年待つしかないのか。
2007年10月04日
佐野正弘『大人が知らない携帯サイトの世界 〜PCとは全く違うもう1つのネット文化〜』(毎日コミュニケーションズ:マイコミ新書)
posted by 築城 at 23:01| 本