今回の本命。親子でずっと行きたかったのですよ。念願叶った。
展示

入口看板だけでテンション上がる。建物ちゃんと撮ればよかった……上記の公式サイトで見てもらえば。ガラス張り(いや多分アクリル)で、水族館というより植物園みたいな外観。

古代の魚に出迎えられる。

鰯の大群だーと見てたら、この後エイが来て1匹食べていった。観賞用兼食料。

ウナギとか。

ピンぼけだけどサンマとか。生きてる姿初めてかもしらん。

親潮と黒潮の水槽が並ぶ「潮目の海」。左が親潮、右が黒潮で間に三角形のトンネル。

で、なぜかここに寿司屋があり、原材料を鑑賞しながら食べる。うまかった。


シーラカンスにも力を入れているらしく、アイスモナカもあったでよ。
他にもいろいろ展示あったのに、見るのに夢中で全然撮れてない……。

全体的に、自然光で明るい展示が多い。その分個々の生き物が見づらい時もあるんだけど、植物なども含めて自然に近い姿を見せようとしているのかなあと。建物自体、光が入る開放的な作りだしね。そこにいるだけで気持ちいい。
バックヤード
個人的最大の目的、バックヤードツアー。
大体どの水族館もやっているけど、参加するには開場前から並んで整理券をとる感じで、なかなか機会に恵まれず……それがここ、アクアマリンふくしまでは「随時受付」となっている。サイトやパンフレットの隅々までひっくり返して読んでも整理券がーとか書いてない。いいんですか。いいんですか?
いいらしい。行ったら本当に随時受付だった! その日稼働しているボランティアさんの人数によっては待ち時間ありとのことだったけど、この日はすぐ案内してもらえた。

さっき見てきた展示水槽を上から覗く。

移動水族館車の掃除中。

配管はロマン。
その他調餌室とか実験室とか、いろんな剥製や骨に触らせてもらったりとかあったのに、見るのに夢中で(以下略)
ツアー用に通路を整備したりはしていないとのことで、それがまたそそる! 通路の各所に無造作に置かれたクラゲの水槽(たぶん養殖中)を眺めつつ、子どもでもそのままだと頭ぶつけそうな配管の下をくぐったり。ありのままでレリゴーですよ。素晴らしい。
最初なので言われるままに見ていて終わってしまった……これはもう一度行かないと。活魚運搬車の水槽の内側が網目模様になっている理由は分かったけど(魚が「どこまでもいける!」と思ってごんごん壁にぶつからないように、わざと模様を描いてあるとのこと)、オレンジ&黒の配色はなぜなのか今知りたくなった。
遊んで釣って食べる
建物の外に磯遊びができる場所があると聞いて、着替えとタオルを持っていったんだけど……暑さ+そもそも磯遊びほとんどしたことないやーというんで、子どもら早々に退散。これだから都会の田舎っ子は。

磯遊びができる「蛇の目ビーチ」はこんな感じ。釣り竿越しで失礼。
濡れても着替える場所はないので(足洗い場のみ)、ついたて程度でもあるとよかったかなー。
その代わりに釣りなど。釣って遊ぶだけでなく、釣った魚をその場で調理して食べるまでがワンセット。命の教育ということで。

釣る。釣り糸垂れて10秒以内に釣れる。

食べきれる量だけ釣ったら調理場へ。うちはやってもらっちゃったけど、自分でさばくことも可能。

そして食べる。今回の旅で一番おいしかった。
さばいているのを見ていたら、お腹から餌のオキアミがそのまま出てきて、当たり前っちゃ当たり前なんだけど、ああさっき自分で釣って殺した魚なんだなあ、でもうまいなあとか。
その他、子ども向けの展示や別館で漁師体験などもあり、さすが教育施設(ドメインがed.jpだし)。ペンギンもいなければショーもないので、世間の一般的な水族館のイメージからすると地味というか、お子によってはつまんなーいとか言うらしいけど、全然そんなことはない。自分のペースでじっくり見て参加して、1日じゃ足りませんことよ。絶対また来る!