2014年08月25日

石炭・化石館 ほるる

 最終日は宿をチェックアウトしてからここに。

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 テレビ東京『137億年の物語』で見て面白そうだなと。石炭&化石という一見不思議な取り合わせだけど、元々炭坑の町である上に、有名なフタバスズキリュウを始め多数の化石が出るところなんだそうな。まあ石炭って植物の化石が原料なんだから、他の化石も出るよね。

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 例によって建物外観は公式サイトを見ていただければ。(ひどい)

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 入ってすぐの化石展示室に圧倒される。恐竜やらクジラやらの大型の化石を惜しみなく1室に詰め込んでいる感じ。しかも観客目線多し!

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 トリケラトプスと見つめ合う。

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 パラサウロロフスと見つめ合う。

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 えーとこれ何だっけ……息子が「『地球ドラマチック』の恐竜のスカーだ」と言っていたから多分それ。見つめ合う。

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 空からもカメに見つめられる。

 そんな感じで心ゆくまで眺められる。これ、恐竜展とか行ったら、人だかりをかき分けてやっと見る感じよ? 何という贅沢空間。時間が許せば1時間ぐらい座ってぼーっとしてたい感じ。化石展示はこの1室だけなんだけど、これだけのために行く価値あり。

 あと体験教室。普段は土日祝日開催だけど、夏休みは毎日やっているらしい。アンモナイトを削って標本を作るコースと、琥珀を磨いてペンダントを作るコースがあり、うちは前者にて。

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 モノホンのアンモナイトの化石。本体を割らないよう、ひたすら周囲の石を削る1時間……大変ですわこれ。結局全体の1/3ぐらい出てきたところで時間切れだったけど、楽しかったようで。

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 その後自然史の勉強などした後に、エレベーターで地下600m(体感)まで下って炭坑へ。

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 女性も半裸で働く現場から、

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 機械掘削に至るまでの歴史を、坑道を歩きながら辿る。洞窟探検気分で実は楽しいんだけど、小さいお子は怖がって厳しいかも。

 展示を見て回るだけなら1時間ぐらいかな。化石展示は本当にすごかった。こっちもアクアマリンふくしまと共にまた来たい。

 そして海の幸あんまり食べてなかったなあ……と思い、帰りの中郷SAでメヒカリ定食を食べつつ帰路に。次は食も充実させよう。

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posted by 築城 at 14:17| イベント

アクアマリンふくしま

「環境水族館」アクアマリンふくしま

 今回の本命。親子でずっと行きたかったのですよ。念願叶った。

展示


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 入口看板だけでテンション上がる。建物ちゃんと撮ればよかった……上記の公式サイトで見てもらえば。ガラス張り(いや多分アクリル)で、水族館というより植物園みたいな外観。

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 古代の魚に出迎えられる。

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 鰯の大群だーと見てたら、この後エイが来て1匹食べていった。観賞用兼食料。

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 ウナギとか。

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 ピンぼけだけどサンマとか。生きてる姿初めてかもしらん。

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 親潮と黒潮の水槽が並ぶ「潮目の海」。左が親潮、右が黒潮で間に三角形のトンネル。

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 で、なぜかここに寿司屋があり、原材料を鑑賞しながら食べる。うまかった。

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 シーラカンスにも力を入れているらしく、アイスモナカもあったでよ。

 他にもいろいろ展示あったのに、見るのに夢中で全然撮れてない……。

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 全体的に、自然光で明るい展示が多い。その分個々の生き物が見づらい時もあるんだけど、植物なども含めて自然に近い姿を見せようとしているのかなあと。建物自体、光が入る開放的な作りだしね。そこにいるだけで気持ちいい。

バックヤード


 個人的最大の目的、バックヤードツアー。
 大体どの水族館もやっているけど、参加するには開場前から並んで整理券をとる感じで、なかなか機会に恵まれず……それがここ、アクアマリンふくしまでは「随時受付」となっている。サイトやパンフレットの隅々までひっくり返して読んでも整理券がーとか書いてない。いいんですか。いいんですか?

 いいらしい。行ったら本当に随時受付だった! その日稼働しているボランティアさんの人数によっては待ち時間ありとのことだったけど、この日はすぐ案内してもらえた。

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 さっき見てきた展示水槽を上から覗く。

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 移動水族館車の掃除中。

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 配管はロマン。

 その他調餌室とか実験室とか、いろんな剥製や骨に触らせてもらったりとかあったのに、見るのに夢中で(以下略)

 ツアー用に通路を整備したりはしていないとのことで、それがまたそそる! 通路の各所に無造作に置かれたクラゲの水槽(たぶん養殖中)を眺めつつ、子どもでもそのままだと頭ぶつけそうな配管の下をくぐったり。ありのままでレリゴーですよ。素晴らしい。

 最初なので言われるままに見ていて終わってしまった……これはもう一度行かないと。活魚運搬車の水槽の内側が網目模様になっている理由は分かったけど(魚が「どこまでもいける!」と思ってごんごん壁にぶつからないように、わざと模様を描いてあるとのこと)、オレンジ&黒の配色はなぜなのか今知りたくなった。

遊んで釣って食べる


 建物の外に磯遊びができる場所があると聞いて、着替えとタオルを持っていったんだけど……暑さ+そもそも磯遊びほとんどしたことないやーというんで、子どもら早々に退散。これだから都会の田舎っ子は。

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 磯遊びができる「蛇の目ビーチ」はこんな感じ。釣り竿越しで失礼。
 濡れても着替える場所はないので(足洗い場のみ)、ついたて程度でもあるとよかったかなー。

 その代わりに釣りなど。釣って遊ぶだけでなく、釣った魚をその場で調理して食べるまでがワンセット。命の教育ということで。

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 釣る。釣り糸垂れて10秒以内に釣れる。

3_19.jpg(家族撮影)
 食べきれる量だけ釣ったら調理場へ。うちはやってもらっちゃったけど、自分でさばくことも可能。

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 そして食べる。今回の旅で一番おいしかった。

 さばいているのを見ていたら、お腹から餌のオキアミがそのまま出てきて、当たり前っちゃ当たり前なんだけど、ああさっき自分で釣って殺した魚なんだなあ、でもうまいなあとか。

 その他、子ども向けの展示や別館で漁師体験などもあり、さすが教育施設(ドメインがed.jpだし)。ペンギンもいなければショーもないので、世間の一般的な水族館のイメージからすると地味というか、お子によってはつまんなーいとか言うらしいけど、全然そんなことはない。自分のペースでじっくり見て参加して、1日じゃ足りませんことよ。絶対また来る!
posted by 築城 at 14:03| イベント

スパリゾートハワイアンズ(とホテルハワイアンズ)

スパリゾートハワイアンズ公式ホームページ

 ホテルハワイアンズにチェックインし、翌日はそのままスパリゾートハワイアンズへ。ホテル貸与のアロハまたはムームーで、タオルもホテルのものを持っていけるので水着さえあればよい。楽。スマホを持っていかなかったので写真なしで。

※関係ないけど、この手の水レジャーの時は、COOLPIX S31最強。水着のポケットに入れて泳げる。プールのど真ん中でポケットから取り出すと、周りの人にぎょっとされるけど。

 流れるプールやスライダー、江戸をモチーフにした温泉等々。楽しいんだけど、いかんせんハイシーズンにつき混んでた……プールはぶつからないように浮いているのがせいいっぱいな感じだし、スライダーは別料金にもかかわらず長蛇の列で。もう少し空いているシーズンならいいのかも。

 そしてフラダンスのショーは、子ども達が興味を示さなかったので未見。お前何しに行ったんだという感じだけど。


 そして宿は先述の通り、ホテルハワイアンズ。

Hotel Hawaiians(ホテルハワイアンズ)|スパリゾートハワイアンズ

 いくつか併設の宿があるんだけど、その中で多分一番古くからある施設かな。一番安いプランだったせいか、8畳和室に4人で、夜は布団ひくと居場所がない……あとエアコンが古いのか、つくと寒いし消えると暑いしでなかなかちょうどよくならず。
 布団の上げ下ろしをやってくれるのと、ホテル内&スパリゾートハワイアンズ内の買い物が部屋付で済むのはよかった。

 食事は朝夕共に子どもら大好きバイキング。夕食メニューの海鮮丼(酢飯にサーモン・イクラ・イカなどを自分でのっける)は、海の幸盛り放題で大人も幸せ感高かった。
 反面、メニューが連日ほぼ固定なので、3泊いるとさすがに飽きる&地元の特産を使ったメニューがないところがイマイチかなあ……食にこだわるなら、朝食のみのプランにして夕食は外で食べてきた方がよさげ。

 まあ可もなく不可もなく、昔ながらのホテル。3世代で来ている家族が結構いて、大人数&どの年代にも対応できるところが売りなんだと思う。
posted by 築城 at 13:54| イベント