向こうで会った人たちには、「大丈夫?」「落ち着くまでしばらくこっちにいれば?」とは言われたものの、あとはわりと冷静。まあうちは被災地ではないしな。あちこちに募金箱があってありがたや。
ただ、テレビで向こうの赤十字が被災地の映像を使ったCMを流していて、これ見たら日本オワタと思われても仕方ないかもなーとは思った。CMって、一瞬で胸に刺さるようなインパクトあるし。
ロサンゼルスは高い建物が少なく、民家は平屋も多い。2階建て以上の建物は規制がかかっているとのこと。当然隣近所との距離も余裕あり。もし地震が起きても、日本ほどひどいことにはならないのかなーとちょっと思った。津波は別として。
関係ないけど、日系人とおぼしき団体が募金&折り鶴を呼びかけていた。日本では既に「ゴミを送るな」扱いになっているのに、こんなところで生き残っていたとは。
【子ども服とか】
男児の服は、サイズ100を境に消耗品と化す。
それだけ動きが激しくなるのもさることながら、そもそも着せたいと思うデザインの服が売ってないんだわ。そりゃ金に糸目をつけなければ別だろうけど、ユニクロレベルの価格帯で抑えたいとなると、途端にTシャツジャージスウェットで、意味不明なロゴとか入ったスポーツ寄りカジュアルばかり……結果、購買意欲は失せ、「どうせ消耗品だし」という気分にもなろうというもの。
しかしアメリカは違う。お値頃でかわいい&かっこいい子ども服ブランドがいくつもあって、さらにセールだのキャンペーンだのでもっと安かったりする。もうアドレナリン出っぱなし。ジンボリーいいよジンボリー。絶対日本で受けると思うのに、何で進出しないかな。
あと、盲点だったのがアバクロ。7才児の春・秋アウターがほしくて、私と違ってセンスのいい妹に選んでもらったのがアバクロだった。細身にできているとは聞いていたけど、確かにすっきりシルエットでかっこいい。$70と、うちで買う子ども服としてはちょっと高かったけど、それ以上の満足度だったので無問題。
で、子どもが生意気にアバクロ着てるなら……と自分も買ったのは内緒。
【その他小ネタ】
- 子の希望で成田エクスプレスを予約していたが、震災の影響で運休。急遽リムジンバスを利用したら、やたら飛ばす運転手にあたってしまって久しぶりに酔った……レクサスと張り合わなくてもいいじゃん……。
- 十何年ぶりに飛行機乗ったら、エコノミーでも全座席モニター完備で、映画・音楽・ゲーム放題とは。暇つぶしを一生懸命仕込む必要ないのねー。久しぶりに映画なんか見たよ。音楽は聴くものなかったけど。
- 先述の"terrible 2"がいると、飛行機関係は優遇される。今回利用したのはANAだけど、3才未満の子どもがいると、搭乗手続きを優先的にやってくれる。向こうの空港でも、入国審査では空いているところに案内された。「言うこと聞かない荷物を、約10時間飛行機の座席に押し込めておく」という艱難辛苦に対する、せめてもの報いか。
- 日本だと牛乳の代わりは豆乳ぐらいしかないけど、向こうではライスミルクとかアーモンドミルクとかあって面白かった。何で日本で売らないのかな。日本人の大豆信仰故か。
……と、以上思いつくままに。次は通信環境について入念に下調べして行きたいところ。いや、夏にもう1回行かなきゃならないんでな……。