3冊目。これ読んで、イリプレスうおっちのエイプリルフール2.0ネタが初めてちゃんと笑えた。「あちら側」なのねははは。個人的には「あちら側」より「ネット上」の方がしっくり来る感じなんだけど。閑話休題。
あふれかえる情報、瞬時に世界中の人とつながる世界――今もなお拡大し、変化し続けるインターネット。いち早くネットの「あちら側」に着目したGoogleやAmazon、そしてblog・オープンソースの隆盛などを取り上げ、現状と未来を読み解く。うーん本のごくごく一部だけど。Googleが世紀のバカ企業だということが分かる。考え方も働きっぷりも。
ITやネットの現状を概観できて、とりわけ既存・旧来の組織や社会システムと対比する感じで書かれているので、ITに疎い世代向け。となっているけど、それなりに使いこなしている層も、現状確認で読んでみる価値はあると思う。個人的には、ところどころ自分語りになるのが微妙だけど、まあ自らの体験を振り返りながら書いているんでしょうがないかと。
以下、本の内容とはあまり関係ない雑感。
Googleは被リンク数からページの重要性を判断し、Amazonは全ユーザの購入履歴からユーザごとのお勧め商品を割り出す。要は多数決なわけで、その単純明快さはある種の安心感すらあるけど、その先が見たいと思う。多数決は正解や無難を得たいときはいいけれど、意外な発見をしたいときには役に立たない。
それってコンピュータにはかなり苦手な命題で、正直私が生きている間には無理かなあと思っていたけど、この本を読んだらどうにかこうにか解決するような気がしてきた。本の一大テーマである「楽観主義」に乗せられたかも。